・昨日、秋葉原の書泉ブックタワーでの「ミニトーク&サイン会」へ行ってまいりましたのでご報告を。
整理番号が20番なので安心して10分ほど前に会場に着いたらなんと先着順の着席で結構後ろになり、
また、結局サインもその順でいったい整理番号の発行した意味は何だったのかと思いました。
まあ、サイン会の模様をしっかり見る事が出来たので結果的には良かった気がします。
ただ、マイクの音が、進行の編集者の方は電源が入っていないのではと感じるくらい聴き取りにくかったです。
と、いろいろありましたが、トーク内容はとても良くて、たのしい時間を過ごすことができて大満足でした。
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・まず最初は「このお話を書いたきっかけは?」と、ちょっと間が合いて「原稿書いてといわれたから」(会場笑)で始まりました。
とはいうものの、もとは「漂流教室」をやってみたかったと。(実際は全く違っていると何度も言われてました)
時空を超えて二つに時代を行き来する内容で時間の把握ができず、もともと数字が苦手なので苦労したそうです。
まず、大震災を避けて設定したこと、カレンダーが必要で用意してもらったこと、
祝祭日がその年によって異なることに気づかず書いてしまい後で苦労してこと、等だそうです。
・またで編集の方が2年間の連載中一度も原稿を落とすこともなかったことに対してお礼を言われる
「私は締め切りを守っているだけで、私以外の人が遅いんです」とおっしゃってました。
・取材した方が、とても仲の良い親娘で作品にも影響があったと言われてました。
・連載15回目位で完全に終わる気がしなかったとの事。
単行本にあたって1割ほどカットしたそうです。
・司会「書いていて特に楽しかったことは」
「作中人物に裏切られると困るけどその時が一番楽しい。
今回は裏切れてばかりで当初の予定なら450ページで終わったはず」
「未来の自分が過去に行って過去を修正する話なのに、過去の自分が私を予知を絶対に信じないと
言い出して、なぜ主人公が話の基本骨格を否定しまうのかと困った」
・昨年のトークイベントでもありましたが、最近、体力が落ちてきて登場人物にも微妙に反映されてしまっている。
・司会「最近読んで気になった本は」の質問で
「普段読むタイプではないが、榎田ユウリ「カブキブ!」が結構おもしろい」との事。
・西澤保彦氏はぬいぐるみの同好の士だそうです。
・司会「文壇の大御所とおつき合いが多そうですが」
星新一氏とのエピソード
あいさつに行ったときに、前屈で掌が床につくのを見て印象的だった。(それがなん何だと自分で突っ込まれてました)
竹本健治氏の話で囲碁の話題に移りしばらく囲碁の話になりました。
囲碁にはまった経緯は銀婚式物語やエッセイ等でもお馴染のお話でした。
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・この後は質問の時間となりました。
Q 「作品を一冊書き終わるとどんな気持ちですか」
A 「ホッとします」
Q 「彼氏を、先生の旦那さんのような「ぬい」好きにする方法は」
A 「反則技を使っていい? オーイ夫」、と呼びかけると
なんと自分席の斜め後ろに旦那さんが普通に座っていました!
「とりあえず、ぬいぐるみと一緒に寝るというのは」
Q 「今も鶴は折っていますか」
A 「癖で本を読みながら折るので最近寝転がって読むので折ってないです」
Q 「どのキャラにどの声をあてて欲しいですか」
A 「声優さんはほとんどわからないので、すみません」
広川太一郎さんは例外的にご存じだったそうです。
Q 「過去の作品を今書き直してみたい作品はありますか」
A 「それは無いと思う。今書きなおすと違う話になるので、それなら新しい話を書きます」
Q 「いままでのつらい経験や大変なことは、昇華してからか、傷の癒えないうちに書きますか」
A 「小説になるまでかなりの時間がかかるので結果的に昇華していると思います」
Q 「デビュー40年に向けて何か超大作の予定はありますか」
A 「普通に書いて2年かかるので超大作になると、50周年記念になってしまうので、ほそぼそと書いていきます」
このあと手癖で書くことがあるが今回はという質問がありそこで次回作の話がでました。
イメージは、吊り橋があり、下を見おろすと一面に桜の海となっている。その先に女学園がありそこに転校してきた女学生で植物系のホラーが起きる。
で、いま桜についていろいろ読んだり調べてたりしているそうです。
Q 「デビュー作に自身の写真がありますが」
A 「17歳の新人が装丁や帯に意見等いえなかったし、でそういうものかと思ってました」
Q 「ご自身の作品でもっともお気に入りの作品はありますか」
A 「それは親御さんに、長女と次女と三女誰が好きと同じで、ごめんなさい」
Q 「「星へ行く船」完全版に太一郎さんの短編をつけては」
A 「太一郎さんの話はとても短編ではむりです」
Q 「初めて読んだSFはいつ、誰の、なんという話ですか」
A 「SFとして意識したのは「ボッコちゃん」で解説者の作品を読むようになりました」
Q 「新井素子さんのタイトルといえば、点々ですが、「・・・・・絶句」だけ点が5つなのはなぜですか」
A 「点は五個がただしく絶句がただしいです」
第13あかねマンションの質問で、あまりにも昭和が舞台で現実に合わなくなっていて
携帯電話等通信機器の進歩、普及が衝撃的で、その関連の作品は難しいとの事でした。
Q 「お好きなマンガはありますか」
A 「続きが気になる作品で「暗殺教室」」
Q 「「ふたりのかつみ」の続きはありますか」
A 「・・・・・・」
Q 「作家にならなかったらどんな人生を送ってましたか」
A 「小説家になっていなかったら講談社に入社していたか、校閲の仕事をやっていたかも」
Q 「お気に入りに絵はありますか」
A 「旦那様が写真(「ぬい」の)を飾ってあります」
Q 「TwitterとかSNSをする予定はありますか」
A 「無理」
「星へ行く船」完全版についての状況の質問がありました。まとめると
全5巻の予定だが3巻5巻の厚みが違い検討中
本編の直しは終了
短編4作のうち3篇は完成
装丁が難航中
来年のゴールデンウイーク頃か
Q 「ライトノベルと一般小説の違いはなんでか」
A 「それはありません。あくまでも売る側の都合です」
最後は「一番苦労した作品」で「一番最近終わった作品です」(笑)
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でこの後はサイン会で終了となりました。
>私信
Nさん当日はお気遣いいただきありがとうござました。
また、何かイベントがありましたらお会いできればと思っております。